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ACアダプタを使ったマルチ出力定電圧源

2012年2月
昨年秋にaitendoの特売セールで16V/4.6AのACアダプタを購入しました。数百円。それを使い、複数出力の定電圧源を作りました。電圧別にACアダプタを用意するより便利です。

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回路図と配線図
回路図

よく使う電圧、12V, 9V, 5V, 3.3V の三端子レギュレータを順に通しているだけです。
元になるACアダプタは16V/4.6A。結構大容量です。各電圧で1Aずつ同時に利用しても容量オーバーしません。 2013/07 追記 勘違いしていました。仮に各電圧で1A,500mA使用すると7812には3.5A、7809には2.5A、7805には1.5A流れることになります。定格電流を超えるレギュレータが出てきてしまいます。4カ所どの出力を使用するにしても(1カ所でも複数でも)、各レギュレータの定格電流を超えないよう注意する必要があります。

3.3Vの三端子レギュレータは500mAのものにしましたが、これは部品配置とケースの大きさからの制約です。回路的には1Aの三端子レギュレータ(低ドロップアウトタイプ)でも構いません。

一応電源ユニットらしく(?)、コンデンサの放電から保護するショットキバリアダイオード(SBD)と、ショート防護策のポリスイッチ(リセッタブルヒューズ)を取り付けました。

配線図


図のトグルスイッチ+LEDは、
LED付きシーソースイッチを表しています。




暫定版。2011年11月時点。
3.3Vのレギュレータが未実装。
完成。
ACアダプタとの大きさ比較。
使用中の様子。
電源スイッチのLEDが点灯している。



◆ ◆ ◆
今回の記事はただの製作物完成報告です。説明が必要なものでなし。
基板が完成してからケースを探したら、ちょうどいい大きさのものが無くて残念。


(C) 『昼夜逆転』工作室 [トップページへ戻る]
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