ワイヤー・ストリッピング・ゲージを使ってみた

2014年8月
ブレッドボードマニアックのワイヤー・ストリッピング・ゲージを使ってみました。 リード部品の足を一定の幅で曲げたり、新品ICの足の広がりを閉じたり、いくつかの機能があります。 今回は線材を一定の長さに切る、被服を一定の長さで剥く、という機能を使いました。

ワイヤーストリッパーに装着する

ワイヤー・ストリッピング・ゲージ（以下、ゲージ）のネジをゆるめ、ワイヤーストリッパーの刃に装着します。刃は、ワイヤーが切れるようにはみ出させます。
ワイヤーストリッパーの刃にはこのようなオプションパーツを装着するための穴が開いていますが、ゲージのネジはこの穴と関係ありません。 単純に挟んで締め付ける装着方法です。

ブレッドボードに挿すワイヤーを作る

秋月のブレッドボードＥＩＣ－１０２Ｊ(P-02314)にはジャンパーワイヤーが付属しています。 しかし、まず使わないような長いワイヤーも入っているので（長緑、長黄、長橙）、これを切って短いワイヤーを沢山作ることにしました。
300mil, 400mil（短橙、短黄）の長さはよく使います。しょっちゅう足りなくなるほどです。

様々な部品をブレッドボードに配置していると、中央の溝を挟んで対岸へ電源ラインを渡したくなることがあります。 しかし付属品の細かいワイヤーのうち、一番長い茶色でも内側のライン（写真ではGND）にしか届きません。 外側のライン（同VCC）に届くものが欲しくて、長緑ワイヤーを切って作りました。非常に具合がよいです。

よく使う、細かい長さのワイヤーを沢山作ることができました。付属品には無い長さのワイヤーを作ることもできました。
ワイヤー・ストリッピング・ゲージ、思ったより便利な道具です。